漆のピアスの背景 ジュエリーのルーツから
漆で仕上げた木製ジュエリーをご提案
山梨県が”ジュエリーのまち”になった歴史的背景。木金堂は漆仕上げの木パーツと貴金属によるジュエリーを山梨県からご提案しています。耳元を美しく彩る漆と宝石の高級感あるピアスは、木金堂だからこその商品です。
ジュエリーのルーツ 日本の金工芸の歴史と山梨のジュエリー産業
ジュエリーのルーツ
ジュエリーとは、天然宝石類や貴金属を加工した装身具(アクセサアリー)のことを指します。
その起源は、身体にタトゥー(刺青)を施したり、歯を削ったりしたこととされ、自然界の身近な美しい物を身にまとい始め、宝石を加工し始め、次第に、金・銀などの金属も加工するようになりました。
世界において
ジュエリーはもともと、誰もが身につけられるものでしたが、古代エジプト時代に“神の代理”とされる王が誕生したことで、王の権威=神の荘厳を示すための献上物として、庶民には縁遠いものとなりました。
中世ヨーロッパ時代、王侯貴族が権力を持つようになると、ジュエリーは財と権力を示すための象徴へと変化します。
18世紀後半には、産業革命により成功と資産を手に入れた男性が、大切な女性にジュエリーを贈るようになったことで、ジュエリーが大衆化されました。
日本においてのジュエリー
日本人は、飛鳥時代から江戸時代まで、ジュエリーを使用しない民族でした。装身具としては、髪飾りや帯留め、根付などはあり、武具や刀などの実用品も豪華に装飾されました。ただネックレスやブレスレット、ピアスや指輪などは使用されませんでした。
明治時代、日本に西洋文化が入ってくると、洋装化と共にジュエリーも受け入れられるようになりました。
なぜ山梨県にジュエリー産業か
日本でジュエリー産業が盛んな街といえば、山梨県です。その歴史は縄文時代にまでさかのぼります。山梨県は多くの水晶の鉱脈に恵まれ豊富に産出されました。この地の縄文人は一般的に黒曜石が使われていた矢じりに水晶を使っていました。特に金峰山一帯は日本最大の水晶産地で、次第に水晶を加工する職人が根付き技術も発展します。水晶加工と結びつくような形で地金を扱う貴金属加工も発展し、山梨県は甲府市を中心にジュエリー産業に必要なすべての業種が揃う世界でも稀有な街となりました。
漆のピアスの背景
そんな山梨県で、木金堂は漆仕上げの木製ジュエリーを制作・販売しております。
「父が、山梨県の地場産業である貴金属企画製造会社を営んでいたこと」
「木工芸の人間国宝 黒田辰秋に憧れ、その子 黒田乾吉のもとで修行したこと」
これら二つのルーツに恵まれ、漆で丁寧に仕上げた木製品をジュエリーに仕立て、商品化しています。その高級感あふれるジュエリーを、ぜひご覧ください。
シンプルで高品質 漆仕上げの木製ジュエリーなら木金堂へ
「木金堂」の漆仕上げの木工芸・金属工芸について
販売業者 | 木金堂 |
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