漆仕上げの木工芸品でできたアクセサリーについて

木工芸とは

木工芸とは、木材を加工する伝統工芸の一つです。木は人類にとって最も身近な素材のひとつで、世界中の遺跡から人為的な加工を施された木片が発見されており、木工は古くから存在していたことがわかります。 日本には豊富な樹種があり、それぞれの木材の質感や特徴をいかした繊細で美しいデザインや高度な技術が発展し、こんにち日本の伝統工芸の重要な一つとなりました。 多くの作家や職人は、伝統的な技法やデザインを受け継ぎながらも、独自の創造性、表現、美しさを追求し、その作品は美術館やギャラリーなどで展示されるなど、芸術形態の一つにもなっています。

木工芸品の魅力

日本の豊富な樹種を生かした木工芸品には多くの魅力があります。

・美しい杢目

木工芸品の魅力の一つは、使用する木材の生育環境や樹齢、種類、切り方などによって、様々な木目が味わえることです。個々の特徴が豊かにあらわれるという、他の素材では得られない大きな魅力があります。

・木の温もり

木は多孔質でたくさんの空気が含まれているため、手触りが暖かいです。見るだけでぬくもりを感じ、血圧が安定しリラックスします。触ると血圧が安定する上、副交感神経も優位になり、体も脳もリラックスすることが分かっています。これは塗装がされていても同様で、木の温もりを感じられるのも木工芸品の大きな魅力のひとつです。

・サスティナビリティ

木は適切な森林管理を行うことで持続可能となります。木材の需要があることで、森林を保護し、持続可能な林業を促進する事が出来ます。また、木材は、プラスチックや金属と比較して製造工程でのエネルギー消費が少なく、二酸化炭素排出量が少ない上、製品は長寿命で、廃棄物の削減にもつながります。

木工芸品をピアスにするメリット

大きくてボリュームのあるアクセサリーでも木で作れば軽いというメリットがあります。特にピアスは、ガラス製や金属製では重くなりやすく、長時間の装着により痛みを感じるかもしれません。その点、木工芸品でできたピアスなら大きいものでも負担が少なく、快適におしゃれを楽しむことが出来ます。

木金堂では、木工芸の伝統的な技術を使ったアクセサリーを多数販売しております。普段使いはもちろん、大切な方へのプレゼントにもおすすめです。